■【開業希望者へ】私が伝えたいこと、伝えられること【一緒にやってみよう】

私は「自宅で働きたい」「SOHOになりたい」という人に、できるだけ前向きなお話をさせていただきたくて、お会いしたり、メールをしたりする時間を作ってきました。


私がお話をした人のなかに「私には何のとりえもない、資格もない」という人がいました。でも、聞いてみると「できること、とりえ」が、その人にはいっぱいあったんです。


「専業主婦として、掃除、洗濯、料理は毎日欠かさずしている」とおっしゃるのです。
それは立派な「とりえ」です!!


「あくまでも私の考えですが」と、次のようなお話をしてみました。
・簡単にできる(5分などで)料理のレシピを紹介するブログを作って、アフィリエイトに挑戦しては?
・ご近所の方に向けて、料理教室やホームカフェを開いては?
・1日数時間だけ、誰かのおうちにお伺いするケータリングサービスをしてみては?
などです。
ただ、これらのサービスを「業として」提供するならば、官公庁への何らかの届出が必要となるケースもあり、そこまでは私も熟知していませんでした。


こうした経験を踏まえて、私が個人的に、世間話の延長のような形で相談に乗る、ということは「質的・物理的な限界が来ている」とも思っています。


私がライターとしてやっていけるか、と迷ったときに「できるよ!!」と言ってくれた人がいました。 それは、ある公立病院の先生です。「医療面での技術が飛びぬけて優れているか?」ということは私には分かりませんが(すみません、S先生!!)、ただメンタル面へのアドバイスには、非常に優れていた方だと思います。


私が「なんで、できるって言うんですか?」とお聞きしたら「私ができると思っているから(笑)」という明快な理由をお答えくださったのを、よくおぼえています。


私には「その先生のような存在になりたい」という思いがずっとありました。だからこそ、今までできるだけ多くの人のお話を聞かせていただいたのだと思います。


ただ、私には、お話を交わした方に、強引に開業届を出させるということはできませんので「結局は、ご自身の決断になりますよ」というお話になってしまいます。また、いくらスモールビジネスである場合でも、官公庁への届出などの基本的なことは「自分で調べて、自分で動く」という強さがないと、成功することが難しいでしょう。


今の私にできるのは次のことです。
●「何のとりえもない」という人に「あなたの得意分野は何か?」と気づいてもらうためのお話をする
●「できる」ことをビジネスにつなげる方法を、一緒に考える
●営業・宣伝方法を一緒に考える
●「できない」という人に「できる」という前向きな気持ちを持ってもらう
●障がいや病気は「マイナス要素ではない」と思えるように、自分の経験を話す


逆に、できないことは次のことです。
▼強引に開業届を出させる
▼官公庁への届出について、法的な規制について、資格の必要性についてなどを「完全に」アドバイスする ▼「必ず成功する」という約束をする
▼実際に商売を始めてみて「嫌なこと」にぶち当たった場合に、必ずフォローするという約束をする


突き詰めて考えていくと、私のできることは「働きたいが、全く何をしていいか分からない」「あと一歩が踏み出せなくて、戸惑っている」という状態の人への、メンタル面でのアドバイスということに、なるかもしれません。


私に話しかけてくださるその時点で、何日も何ヶ月も迷い続けていらっしゃると思います。それを、私が数十分から数時間、お話しをするだけで「一気に前向きにできるか?」というと、限界があります。もしそんなことが「できる!!」と思うようになったら、自分自身の終わりだと思っているんです。


さらに、私のできることは、大人数を集めたセミナーなどで、講義をする形式でお伝えするのには不向きです。なぜなら「一人ひとりの個性を、どうやって活かすか?」は、一人ひとりにお考えいただくことが大事だからです。掃除の好きな人、英語の好きな人、ペットの世話が好きな人などに、いっせいに講義する形式というのは、明らかに向いていないことだとも思います。


どうやって、より多くの人とお話していったらよいだろう?


私自身も、介護や闘病などの理由で、長時間、家を空けることができない、という事情を抱えてきましたので、そうした人たちに、何とかお伝えできる方法がないだろうか?


私自身が「仕事を差し置いて」という形でお話しして、結局お互いにつぶれていくようなやり方ではない、何か良い方法はないか?


これを最近、よく考えます。