詳細内容

書 名内容・目次等
宗教の心理
「宗教の心理学」というよりも医師でもある富士川師が
自らの宗教的体験から「宗教心」について 問答形式で、わかりやすく説いたものである。
目次抜粋
  • ・宗教とは何ぞや ・宗教の本質 ・無我の状態 ・安心と信仰 ・信心 ・宗教的意識 
  • ・創造的作用 ・超越的世界 ・宗教的観念 ・宗教的実在 ・人格化 ・魔
  • ・名号 ・不可思議 ・宗教的理解 ・宗教的思考 ・宗教性 ・祈祷 ・厭離穢土
  • ・宗教の進歩 ・智慧と宗教 ・道徳と宗教 ・組織的宗教 ・教義と宗派 ・・・他 
新編人生の本 苦悩と信仰
本書は苦悩の中に真の生き方、
真の宗教に目覚めた人々の代表的文章を集めている。
目次抜粋
・「苦悩と信仰」について(解説 梅原猛) ・あの山越えて(種田山頭火) ・書簡抄(尾崎放哉) ・知識の客観性(西田幾多郎)
・人生論ノート(三木清) ・ロマ書の研究(内村鑑三) ・信ずるは力なり(清沢満之)
・ブッダの二つの顔(増谷文雄) ・碧巌物語(山田無文) ・救世観音(亀井勝一郎)
・秘蔵宝鑰より(岡本かの子) ・仏のいのち(紀野一義)
イエス
本書執筆に際しての著者の願いは
一般教養人がイエスなる人物について常識的な知識以上に関心を持ち、福音書の世界をそのものとして知ってほしいということであった。教会人のうちの或る人びとにとっては不満もあろうし納得のいきかねるところもあろうかと思う。そういう点についてはもう少し詳しい説明が必要である。信仰と学問との折衝の問題として。しかし本書に述べられたところは著者の本音であること、対象と体制の制限によっていささかも割引や妥協のなされていないことは正直に云っておきたい。−著者「はしがき」よりー
戦後間もなくの、あまり上質でない紙質の書であるが、宗教的質においてこれほど高く、また現代一般人の我々にも納得のいくイエスの事績の叙述は他に例を見ないものがある。ー例えば「復活と処女降誕」についての本書の記述の如くー。
 なお、本書冒頭に「この小著を田辺元先生にささぐ」のことばあり。 他の著書に「文化対キリスト教の問題」(キリスト教共助会)。編者として「追憶の波多野精一先生」(玉川大学出版部)あり。
  ー絶版書ー
新編 論語
「論語」は読みやすくて、しかも読みにくい古典である。
読みやすいというのは、それが味わいのある短いことばから成っているからである。また、どこから読んでも云いという意味ではまことに読みやすい。
 読みにくいというのには二つ。その一つは、言っている子とがりっぱすぎてなんとなくお説教くさいイメージがあり敬遠したくなる。もう一つは断片を集めただけで編集の仕方にまとまりがなく、従ってどの章句一つを読んでもいいという反面、脈絡がつかみにくく、通して読もうとすると、相当な根気と年月を要するという点である。−中略ーというわけで、筆者はおこがましくもあえてこれに挑戦し「論語」を現代に生かすべく、「論語」480章のうち約半数の章を現代的なテーマに分類して新たに構成し直し解説をつけた。ー著者「はしがき」よりー
現在大書店において「取り寄せ不可」
中国の思想第4巻 筍子
筍子ー中国戦国時代の儒者。性悪説を唱え、
礼を以て人性を矯正すべしと説く。
本書は筍子の思想各章の最初に全体の要点を示し、次に小節の平易な解説、本文及びその和文訳の掲載をすることにより理解しやすく進めている。
各章タイトルと要点
  • ・性悪(人の性は悪)  ・勧学(学問のすすめ)  ・王制(王者の政治)  
  • ・富国(国を富ますには) ・臣道(臣下のモラル) ・議兵(本当の兵法)
  • ・天論(天命と人) ・解蔽(心のはたらき)  ・正名(ことばの乱れを正す)
  • ・非十二子(知識人批判) ・儒効(儒者の真髄) 
法然 −その行動と思想ー
目次
  1. 法然の求道と専修念仏の発見
  2. 教説
  3. 思想の形成
  4. 教団の組織と法難
  5. 法然の流罪と滅後教団の様相
やさしい宗教入門
あらゆる宗教の問題は、要するにいのちと光の問題に帰結するのではないでしょうか。
およそ人としていのちを願わぬものはなく光を求めぬものはありません。そえは、人のいのちが無常生滅のいのちであり、人の心の深層が暗黒の闇に閉ざされているからでありましょう。いいかえれば、人間は不安と限界の中に生きているということです。
 そのような不安と限界の中にあって、いかに生きるかがわれわれに課せられた重大な問題であります。そこに哲学があり、倫理があり、あるいは科学や芸術があって、人間世界に一条の光明を点じているかに見えますが、それも所詮は地表の一部を照らす灯火にすぎません。闇は依然として闇であり、根源的不安の去るときはありません。
 しかしながら、よくよく考えてみれば、地上生滅のいのちはいずこより来たり、いずこへ去るのでしょうか。生滅というからには、生の依るところ、死の帰するところがなくてはなりません。すなわち、すべてのいのちの根源に、永遠普遍の大いなるいのちが横たわっているのではないでようか。そしてまた、その根源のいのちは久遠の光明となって、人の心の深淵を照らしているのではないでしょうか。・・・著者『序文』より・・・
著者は四天王寺女子短大、同女子大学教授を経て親和女子大学講師。文学博士
 著書に「聖徳太子教学の研究」「勝鬘経義疏の思想的研究」「和の悲願」「聖徳太子信仰」その他。
目次抜粋
  • ・いのちとは何か ・知性の限界 ・永遠のいのち ・いのちのいのち ・いのちの不思議
  • ・ひかりとは何か ・光明のほとけ ・宗教とひかり ・智恵と慈悲 ・第二の誕生
  • ・摂取不捨の光明 ・花びらは散っても花は散らない ・存在は光なり ・根源的いのちの世界
  • ・いつの日か死なんもよしや ・愛にいきる ・愛と慈悲 ・永遠のいのちに入る道
  • ・・・他多数・・・
 冒頭に故金子大栄師遺墨写真「花びらは散っても花は散らない 形は滅びても人は死なぬ」
青春の鈴木大拙
鈴木大拙は、自らの体験と信仰を英文による「大乗仏教概論」
として著作し、ほとけの“願”を全世界に開示した。その本邦未発表の名著が本書の中心的課題をなしている。−本書帯よりー
目次
  • 第一編 若き日の大拙 −生い立ちとその背景ー
  • 第二編 「大乗仏教概論」抄
  • 終章 菩薩大拙の“願”はみのった
  • 付 鈴木大拙・年譜
大書店にて取寄せ不可
禅とキリスト教
目次抜粋
  • ・釈迦とキリスト ・超越と内在と ・原罪と業 ・罪障と救い ・禅は哲学か 
  • ・思想禅と生活禅 ・神との交流 ・神の意志としての道徳 ・神と信仰について
  • ・自力と他力 ・生死観 ・マルキシズムについて ・現代人と宗教 ・・・他
親鸞のことば
雄山閣カルチャーブックス 宗祖のことばシリーズ6.

第1部 浄土の思想
第2部 親鸞聖人のことば(・念仏と地獄 ・愛欲の海、名利の山 ・迷信 ・死と煩悩
・無量寿と光明 ・信心と信仰 ・不思議と不可思議 ・阿修羅の音楽 ・法然上人死の周辺
・善人と悪人 ・愚禿 ・宿業 ・父母への孝養 ・欲望の中に ・念仏と慈悲 
・不可称 不可説 不可思議)
 *親鸞聖人関係年譜
歎異抄と親鸞
第1部「歎異抄」では

歎異抄各章のそれぞれにつき、「解説」、「本文」、「ことばの意味」、「現代語訳」、「訳注(必要に応じて)」と丹念な味わい方で正確誠実に解説している。
第2部 「親鸞の生涯」では
青年時代、壮年時代、老年時代と大きく三つに区切って解説している。
禅の巨匠に學ぶ  

本書「はしがき」より抜粋要約
禅の巨匠たちは

T 深遠きわまりない哲理と身近い日常生活との不思議な合一の世界に住んでいる。(主として第一編「脚下の点検」)
U それは天界の高い理想と地上の卑近な現実との不思議な合体である。(主として第二篇「古仏の金言」)
V あたかも宇宙がそうであるように茫洋として捕えどころがなく、悠久の中に住んで動かず騒がない。しかも機至らんとして忽ち電光石火の働きを現ずる。(主として第三篇「死活の葛藤」)
W 愛憎、好悪、善悪、強弱、美醜、迷悟、悲喜の対立界を不思議に抜けきり、しかもこれらの対立界に自在に出入りする。(主として第四篇「対立からの超出」)

わかりやすい
現代人の歎異抄

私は高校3年のとき倉田百三の「出家とその弟子」を読んで以来、
「歎異抄」は、私の座右の書となった。苦しい時、悲しい時、つらい時、「歎異抄」をひもとき、生命の糧、人生の道標として、青春時代を「歎異抄」と共にいきてまいりました。・・・「はしがき」にて著者・・・
*本書の構成は「前序」「第1章」と始まる各章において、[本文]、[本文中のことばの解釈]、[現代語による意訳]、[講話]の順にわかりやすく説かれており、また本文中の漢字にはふりがながつけられており、歎異抄原文の正しい読み方ができる。
親鸞
 −煩悩具足のほとけー

激動の世に、弥陀の救いによって、煩悩具足の凡夫親鸞が、
仏になる回心の姿を
的確な史料と卓越せる史眼により美事に描く。
【目次大綱】
1 激動の世と親鸞
2 叡山の親鸞
3 巷に生きる親鸞
4 越後の親鸞
5 関東の親鸞
6 念仏の発展と親鸞の帰洛
7 再び京都の親鸞
鈴木大拙全集 第二十九巻
目次抜粋
  • 雑集三
    • 昭和9年(1934年) 
      • ・白隠和尚は眞の意味の教育者である ・「妙」に徹するー剣法の秘傳と宗教意識
    • 昭和10年(1935年) ・郷人に寄す
    • 昭和13年(1938年) ・茶と禪
    • 昭和17年(1942年) ・日本人の死生観 ・生と死
    • 昭和18年(1943年) ・日本人の考え方 ・大乗佛教の世界的使命ー若き人々に寄すー
    • 昭和19年(1944年) ・洪川禪師のことども ・武家文化と禪
  • 補遺三
    • ・日本精神と禪の側面観 ・達磨の遺文 ・犠牲の精神 ・信仰宗教と迷信邪教 ・ライン河畔の一隅から
    • ・労働主義 ・宗教について ・六祖壇経 ・禪と論理 ・盤珪の不生禪 ・宗教人と犠牲の心
    • ・信者吉兵衛言行録 ・宗教について ・一遍上人の南無阿弥陀佛  ・追補 生死に生きる
  • 支那佛教印象記
論語新探
論語を通して、孔子の思想と春秋時代を解明する。

 孔子の思想をどう評価するか。この問題は中国思想界の
中心テーマとして断えざる論争を生んだ。
 本書は論語の「人」と「民」、「人」と「仁」、「君子」と「小人」などの語の
古義・用法の検討を通して、孔子の思想とその時代を明らかにする。
中国哲学研究の本質を知る基本図書。
現代語訳 正法眼蔵 第2巻
増谷文雄著

山水こそ経だとする「山水経」、心の問題をとりあげた「心不可得」

仏教の真義に迫る「仏性」の巻々を収める。
 また、月報には増谷文雄氏が「親鸞と道元」と題して、親鸞と道元が
京都に住んだ時期と場所から二人の交流の可能性についての論究がある。
内省せられたる自己
目次抜粋
  • ・内省せられたる自己 ・自在人の道 ・善悪を超える心 ・誘惑と迫害とについて
  • ・非難は薪なり ・自己の魂に生きる私の生活 ・祈祷から祈祷なきせいかつまで
  • ・自己の奥に開かれたる多の世界 ・人は果して罪人だらうか ・一切を抱擁する心
  • ・自他を超えた自己 ・信を知らざる人 ・自己存在の確認 ・他人の死自分の死
  • ・・・他・・・
私の人生観
目次抜粋
  • 日本人の思考(・どういう特徴があるか ・精神の健康診断の必要 ・・他・・)
  • 知識階級について(・西洋崇拝とアジアの軽視 ・自己評価の難しさ ・・他・・)
  • 人間とはなにか(・矛盾にみちた危険なもの ・信ずるに足る唯一の幸福 ・・他・・)
  • 私の読書遍歴
  • 人間形成の方法(・四つの誕生日 ・六つの条件)
  • 読者の皆さんに(後記)
仏典上下2冊揃
編集中村元・武藤義一

 いまわれわれは混乱した世相のうちにあって、いかに生きるべきであるか

ということを模索しているが、この問題はまた過去の人びとの当面した問題でもあった。
昔の仏教徒が真剣に道を求めたその所産が仏典なのである。そこには混迷の世相を照らす
深い智恵が見られ、われらに導きと安らぎを与えてくれる。ー本書「はじめに」よりー
目次抜粋
上巻
  • ・若き日の悩みー釈尊伝ー ・因習を超えてー原始仏典ー
  • ・眞理のことばー法句経ー ・ミリンダ王の問いー東西文化の出会いー
  • ・在家のさとりー維摩経ー ・・・他・・・
下巻
  • ・矛盾を超えてー金剛般若経ー ・真理の世界ー華厳経 ・永遠の命ー法華経ー
  • ・念仏の救いー無量寿経ー   ・輝かしき実在ー大日経ー ・・他・・
愛の重さ
高見澤潤子著

人間は、まよい、誘惑され、失敗する。知らないことが多く、
気のつかない
ことも沢山ある。やってみなければ、本当のことがわからないし、失敗して
みないと、肝心なところをさとることが出来ないような、あわれな存在であ
る。誰からみても本当に価値のある人間なんて、どこにもみあたらない気が
する。しかし、学識がなくても、すぐれた才能がなくても、大きな事業がで
きなくても、真実な人、ゆたかな愛をもっている人は、それだけでも価値あ
る人間といえるのではないだろうか。ー本書よりー
人生と仏教7
財と労働の価値
宮坂宥勝著

【著者のことば】
 今日、ますます高度に発達してゆく科学技術文明の社会において財の意義と労働の価値は
改めて問われている。ヨーロッパ近代の資本主義社会が生んだ経済・労働の思想に多くの矛
盾が含まれているためである。そこで、人問の回復をめざす意味での新しい経済倫理と労働観
を生みだすことが早急に必要である。仏教における財と労働に関する思想がこの要請に答える
とともに、明日の人間回復のための力強い発言となれば幸いである。(著者のことば)
【目次大綱】
序論
第1章 仏教と経済
第2章 労働の価値と創造
第3章 労働と資本
第4章 重農主義と重商主義 − 農民と町民
第5章 資本主義と仏教
第6章 仏教と職業観
第7章 平和を指向するもの
あとがき